ジェイ エフ イー ホールディングス 大河内賞を3年連続で受賞~超低スパッタ正極性炭酸ガスアーク溶接技術の開発~
2012-02-17
2012年2月17日大河内賞を3年連続で受賞
~超低スパッタ正極性炭酸ガスアーク溶接技術の開発~このたび、当社の開発した「超低スパッタ正極性炭酸ガスアーク溶接技術」が、(財)大河内記念会(理事長:吉川弘之 科学技術振興機構研究開発戦略センター長)より第58回(平成23年度)大河内記念技術賞を受賞しました。大河内記念技術賞は、生産工学、生産技術の研究により得られた優れた発明または考案に基づく産業上の顕著な業績に与えられるものです。当社の大河内賞受賞は、一昨年の大河内記念生産賞、昨年の大河内記念賞に引き続き3年連続となります。贈賞式は、3月23日に日本工業倶楽部(東京・千代田区)にて行なわれます。
1.受賞理由
今回の受賞は、炭酸ガスアーク溶接(*1)において、従来適用されてこなかった正極性溶接(ワイヤがマイナス極)での溶接制御技術を確立することで、溶融ワイヤ(溶滴)の微細化による連続的かつ安定した溶接(微細スプレー移行)を世界で初めて実現したことが高く評価されたものです。2.開発の経緯
炭酸ガスアーク溶接法は、これまでアークを比較的安定して維持できることから逆極性溶接(ワイヤがプラス極)が適用されてきました。しかし、溶接時に発生する溶融金属の飛散物(スパッタ)が多いことが最大の課題であり、加えて施工能率のさらなる向上も要望されていました。この要望に対し、アークが著しく不安定であることから適用されてこなかった正極性溶接(ワイヤがマイナス極)の課題を、REM(希土類金属)をワイヤに適量添加する制御技術を確立することにより克服しました。3.開発内容
本開発の溶接技術は、既に『J-STAR Welding』(JFE Spray Transfer Arc Welding)の商品名で展開しております。
『J-STAR Welding』の主な特長は以下の通りです。